
「結局、ドローン国家資格を取るのに総額いくらかかるのか」──スクール検討時に最も気になる質問です。
本記事では、講習費用だけでなく試験料・身体検査料・隠れコストまで含めた総額を、ケース別に整理します。
二等取得の総額目安

ケース1:未経験者・限定解除なし
| 項目 | 費用 |
|---|---|
| 二等基本講習(未経験) | 25〜30万円 |
| 学科試験受験料 | 8,800円 |
| 身体検査料 | 5,200円 |
| 技能証明書交付手数料 | 3,000円 |
| 小計 | 約26〜31万円 |
ケース2:未経験者・限定解除あり
| 項目 | 費用 |
|---|---|
| 二等基本講習(未経験) | 25〜30万円 |
| 目視外限定解除 | +5〜8万円 |
| 夜間限定解除 | +3〜5万円 |
| 試験・身体検査・交付料 | 約1.7万円 |
| 小計 | 約35〜45万円 |
ケース3:経験者(10時間以上の飛行経験)
| 項目 | 費用 |
|---|---|
| 二等基本講習(経験者) | 15〜20万円 |
| 試験・身体検査・交付料 | 約1.7万円 |
| 小計 | 約17〜22万円 |
一等取得の総額目安

| 項目 | 費用 |
|---|---|
| 一等基本講習(未経験) | 40〜60万円 |
| 試験・身体検査・交付料 | 約1.9万円 |
| 小計 | 約42〜62万円 |
隠れコスト

実は講習費以外にもかかるコストがあります。
| 項目 | 費用 |
|---|---|
| 機体購入(DJI Mini系等) | 10〜30万円 |
| ドローン保険 | 年3〜10万円 |
| 機体登録料 | 900円〜 |
| 機体認証取得 | 数万円 |
| 飛行訓練の追加機材(バッテリー等) | 3〜10万円 |
| 隠れコスト計 | 15〜50万円 |
助成金活用で実質負担を圧縮

人材開発支援助成金(中小企業・リスキリング支援コース)で最大75%還付。
試算例(中小企業・未経験1名)
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 講習費用 | 30万円 |
| 経費助成(75%) | -22.5万円 |
| 賃金助成 | -2.9万円 |
| 実質負担 | 約4.6万円 |
社労士報酬を含めても約9万円で取得可能。
トータル投資の回収目安

- 観光空撮:月3〜5案件で初期投資を6ヶ月で回収
- 外壁点検:1案件200〜350万円、1案件で回収完了
- 太陽光点検:年間契約で6〜12ヶ月で回収
見積もりを比べるときに見落としやすい項目
スクールの費用は「講習費」だけを並べても比較になりません。同じ25万円でも、含まれる範囲が違えば実際の支払額は変わります。問い合わせるときは、次の5点を必ず確認してください。
| 確認する項目 | なぜ効くか |
|---|---|
| 「〜円〜」の下限表示かどうか | 最も条件が良い場合の下限であることが多く、実際の請求額とは限りません |
| 修了審査に不合格だった場合の再受験料 | 無料の学校と、1回ごとに費用がかかる学校があります |
| 補講・追加実技の料金 | 規定時間内に技量が届かなかったときの扱いです |
| キャンセル・日程変更の規定 | 荒天以外の理由で日程を動かすと費用が発生する場合があります |
| 教材費・機体レンタル料が込みか | 別建てだと総額が数万円変わります |
とくに再受験料と補講料は、未経験から受講する方ほど発生する可能性があります。「合格するまでいくらかかりうるか」を上限で把握しておくと、後から想定外の出費になりません。
沖縄で受講する場合の「移動を含めた総額」
県内で受講する場合でも、講習費以外にかかるものがあります。実技は会場へ通う必要があるため、居住地と会場の距離がそのまま費用になります。
- 本島内から通う場合:実技が4日間なら往復8回分のガソリン代・高速代がかかります。北部から中南部の会場に通うと、片道1時間半〜2時間になることもあります
- 離島から受講する場合:宮古・石垣・久米島などからは、航空券と宿泊費が上乗せされます。連日開催で短期集中できる日程かどうかで、宿泊数が変わります
- 県外から受講する場合:航空券・宿泊に加え、予備日を確保できるかが重要です。荒天で実技が順延すると滞在が延びます
講習費が数万円安くても、移動と宿泊で逆転することは珍しくありません。比較するなら「講習費+移動・宿泊」の総額で並べてください。
助成金を当てにする前に確認すること
人材開発支援助成金は、条件を満たせば大きく負担を下げられる制度ですが、誰でも自動的に使えるものではありません。次の点を先に確認してください。
- 対象は事業主です。個人が趣味で取得する場合は対象になりません
- 受講前に計画の届出が必要で、期限があります。申し込んでから慌てて手続きすると間に合わないことがあります
- 支給額は制度改正で変わります。金額を前提に資金計画を立てる場合は、必ず最新の要件を確認してください
- 支給は受講後の事後精算です。いったんは全額を立て替える資金が必要になります
手続きの流れは助成金申請の流れで解説しています。個人事業主の経費計上については個人事業主のドローン経費もあわせてご覧ください。
よくある質問
安いスクールと高いスクールは何が違うのですか
実技の時間、1人あたりの指導密度、機体の台数、屋内練習場の有無、再受験や補講の扱いで差が出ます。金額だけでなく「規定時間で修了できなかったときにどうなるか」を確認すると、実質的な差が見えます。
経験者コースは誰でも申し込めますか
一定の飛行経験(10時間以上)が要件になるのが一般的で、飛行記録などで確認されます。要件を満たさない場合は未経験者コースになり、費用が変わります。詳しくは民間資格と国家資格の違いで整理しています。
費用のほかに継続的にかかるものはありますか
技能証明の有効期間は3年で、更新には更新講習の費用がかかります。業務で使う場合は保険料も継続費用です。業務用ドローン保険もご確認ください。
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まとめ

- 未経験者の二等取得は約30万円が目安
- 限定解除込みなら約40万円
- 助成金活用で実質負担1/4以下
- 隠れコスト(機体・保険・登録)も含めて計画を
▼ドローン国家資格スクールの詳細
https://okinawa-drone.co.jp/school/
▼お問い合わせ・無料相談
https://okinawa-drone.co.jp/contact/